今回は、児童発達管理責任者である「いとう先生」のご紹介です。インタビューで思いを語ってもらいました。
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———イロドリに入社したきっかけは?
もともと、大学を卒業してから、介護・福祉の仕事をしていて、その際に、障がいを持っている大人や子供に関わる機会があり、そういった仕事につきたいという思いはありました。
そんな中、前職にいる時に、社長からお誘いがあり「発達障がいを持つ子供達の未来をより良い方向へと導いていきたい」という考え方に共感しました。
特に惹かれたのは、イロドリが、体を動かして発達状態を整えていくというコンセプトの「ミライ・メソッド」を独自にもっていること。前職では体のスペシャリスト、柔道整復師として接骨院で勤務していたので、カラダの動きと精神・ココロの発達との関係には注目していました。
そういった、他の放課後等デイサービス・児童発達支援ではなかなかない特色をもった場所を、自分自身が管理者としてしっかりと運営に携われるというところに非常に魅力を感じ、入社しました。
———仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
やはり、管理者として、雰囲気を大切にするのはもちろん、イロドリを選んでくれたお子さまの発達状態をしっかり把握し、より良い状態へと整えられるよう工夫をしていくことですね。現場で様々なお子さまたちを見ている身としては、イロドリ独自の「ミライ・メソッド」は、子供達の発達状態を整えるのに、非常に良いと感じています。
もちろん、放課後等デイサービス、児童発達支援は「子供に居心地よく感じてもらう」というのは大切です。それに加えて、イロドリを選んで良かった! と心から思ってもらえる「プラスアルファ」が重要だと考えているんです。
それには、やはり生き生きとお子さまに過ごしてもらうのはもちろん、ミライ・メソッドを活用しながらお子さまにとって最良の状態へと整えていくお手伝いをする……このことこそが、管理者として自分がやっていくべきことだと思っています。
———私がここで働いていてよかったと感じる瞬間を教えてください。
一番は、利用者の子供の笑顔を見られた時。純粋に「やった!」という気持ちになります。それから、保護者の方がリラックスして、安心してこちらのお子さまを任せてくれていると感じた時は、しっかりと信頼関係が築けて嬉しい、と思いますね。
やはりイロドリ全体で「お子さまの発達状態をよりよく整えたい」という思いでやっていますから、保護者の方から「うちの子かわったよ」という声があると、より嬉しく感じます。本当に、やりがいがある仕事です。
———どんな思いで子供達と関わっていますか?
来てくださるお子さまの「居場所」となれるように、リラックスできるように。まずはそこを目指して関わっています。発達障がいのある子供たちは、家庭や学校でも居場所を見つけるのがむずかしく感じる子も多いですよね。なので、イロドリにいる間は「安心していられるよ」というメッセージを送り続けています。
そして、イロドリにしっかり慣れてもらったら、さらなるステップとして、イロドリでのお子さまの経験や、育んだ力が、将来社会に出ても役立つようにしていく……そこを最終目標として考えています。
個性やその子自身の良さはしっかりと伸ばした上で、イロドリでの活動を通じて、「できない」を「できる」という自信にどんどん繋げられたら最高ですよね。
そういったひとつひとつの「できた」経験が、将来へと繋がって、活躍するための力になっていってくれるとすごく嬉しいです。そのために、いろいろな工夫をしながら子供達と関わり続けたいと思っていますよ。
———今後イロドリをどんな場所にしていきたいでしょうか。
先ほども同じようなことを言いましたが、やはり一番は「子供が安心できるような居場所」にしていきたいです。その上で、お子さまがより良い方向に成長していける場になれるのであれば嬉しいですね。
そのために、イロドリではできる限り広くお子さまの入所を受け入れながら、個性をしっかりと受け止め、一人一人にあった最良の発達状態へと導くお手伝いをしています。
「ここなら個性を伸ばしてもらえるかも」「自分が安心して通えるかも」そんな思いを持ってもらえたら嬉しいです。
ちなみに、そう思ってもらえるように、体験会の雰囲気も大切にしているんですよ。「ここは楽しくすごせるよ」ということを知ってもらうために、実際に流れを体験してもらうだけではなく、ブログを紹介して見てもらったり、リーフレットをお渡ししたりして、よりイロドリの雰囲気を知ってもらうことに力を入れています。
———最後にメッセージをどうぞ。
発達障がいは、お子さまによって個性が様々です。教科書通りの対応ではいかないことも多く、悩む保護者の方も多いはず。
イロドリでは、そんな保護者の方と一緒になってお子さまを支え、育んでいきたい、より良い方向へと成長していくお手伝いをしたいという思いがあります。
お子さまの個性を大切にしながら、協力してお子さまを見守っていきましょう。