保育園・幼稚園の加配保育士とは?メリット・デメリットも解説 | 児童発達支援・放課後等デイサービス【イロドリ 江南・飛高】

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保育園・幼稚園の加配保育士とは?メリット・デメリットも解説


保育園・幼稚園を検討されている保護者の方の中には、お子さんに「加配保育士」をつけたいと感じている方もいると思います。

今回は、加配保育士について、どんな保育士なのか、加配保育士をつけるメリット・デメリットは何かを簡単に解説します。

加配保育士が何かわからない方や、加配保育士の申請を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

保育園・幼稚園の「加配保育士」とは?

保育園・幼稚園の「加配保育士」とは、文字通り通常の保育士の配置基準に加えて配置される保育士のことです。

主に発達障害や軽度の障害を持つ子供達の介助を目的として配置されます。

障害の度合いによっては、介助さえあれば集団生活が送れる子どもも多く、そういった子どもに寄り添った援助を行い、集団生活をスムーズにできるよう介助するのが「加配保育士」です。

加配保育士はどんな基準で配置されるの?

加配保育士は、基本的には障がい児保育の経験ある、もしくは研修を受けたことのある保育士を配置することが多いようです。

加配保育士の規定は、明確には定められていません。加配が必要な児童2名につき1名の加配保育士を認めている自治体もありますが、園や自治体によっては児童4名につき1名の配置となっている場合も。

預ける園によって全く基準が違うことや、そもそも加配保育士の実績がない園もありますので、まずは自治体や園にご相談ください。

園や自治体の状況によっては必ず配置されるとは限らない

加配保育士がついてくれるメリット

加配保育士がついてくれるメリットはいくつかあります。実際に加配保育士の制度を利用している方に伺った話ももとにまとめてみました。

  1. 自立した生活を促しつつ介助が受けられる
  2. 通常保育よりも細やかな連絡・やりとりができる
  3. 苦手分野を理解し、その上で子供にとって良いかかわりをしてもらえる

1.自立した生活を促しつつ介助が受けられる

加配保育士は、保育園や幼稚園などの「集団生活」を送りやすくするための制度。通常の保育とほぼ同じ環境で、自立を促す生活を過ごしながらも、細やかな介助が受けられます。

例えば、お友達とのかかわりや生活上のとりくみに困難があっても、加配保育士がいることで細やかなフォローをしてもらうことができます。

自立した生活を送りながらも困った時にはサポートが受けられる、そんな環境を実現できるのが加配保育士の存在なのです。

2.通常保育よりも細やかな連絡・やりとりができる

加配保育士がついている場合、通常の保育よりも連絡帳等のやりとりを密に行えます。

保育園等では、年少以降は連絡帳のやりとりがほとんどなく、欠席・出席の連絡に使う程度です。ですが、加配保育士をつけることで、ノートなどを活用して細やかなやりとりが可能。お子さんの様子をしっかり伝えてもらえるので、園生活に不安や心配があっても安心です。

3.苦手分野を理解し、その上で子供にとって良いかかわりをしてもらえる

例えば、通常の集団保育では、障害がある子どもがうまく適応できなくても、その子の「個性」として捉えられ、細やかなサポートが難しいケースがあります。

大人数の保育では見過ごされてしまうところが、しっかり向き合ってもらえることで、しっかりと個別に苦手・得意を見てもらえる。そういった特性を理解した上での関わりなので、通常保育では見過ごされてしまう「できなかったこと」が徐々にできるようになる……といったことも少なくありません。

なによりも、特性を理解した保育士がついてくれることで、園が子供にとって心地の良い居場所になります。

加配保育士をつけるさいの注意点・デメリット

加配保育士をつけてもらう前に、知っておきたい注意点・デメリットがあります。

  1. 基本的には転園・退園ができない
  2. 保育士との相性が悪いケースもある

1.転園・退園ができないこともある

加配保育士をつけるとなると、園にとって新たな人材を確保して対応する……ということになりますが、万が一転園や退園をされてしまうと、その人員が全くの無駄になってしまいます。

となると、園にとっても好き勝手に退園・転園をされてしまうと困るため、それが認められない場合も。中には誓約書を書かなくてはいけないケースもあるようです。

2.保育士との相性が悪くても、変えられない

これはあらかじめ覚悟しておきたいところではありますが、子供によっては、加配保育士と合わない……ということも出てくると思います。

とはいえ、簡単に保育士を入れ替えることはできませんので、少なくとも一年間は、相性があまり良くない保育士に介助をしてもらうことになります。

保育士も子どものために、という気持ちで接してくれるとは思いますが、それでも場合によっては子供の性格と合わないこともある……ということは知っておきましょう。

加配保育士が望めないなら「児童発達支援」で療育を受ける道もある


自治体や園によっては、加配保育士の確保が難しい現状もあると思います。加配保育士が望めないなら、子どもの生活が不安だ……というのであれば、保育園や幼稚園だけではなく「児童発達支援」で療育をうけることを検討するのもおすすめ。

心地の良い環境の中で、しっかりと細やかなかかわりを持てるというのは、子供の成長にとっても非常にいいもの。療育は、早期から始めることで、よりその子が生きやすくなる力をつけるお手伝いができます。

イロドリでは、積極的な発達支援を行い、お子様がより楽しく、スタッフとともに成長していける環境を整えています。

江南市近郊にお住まいでお困りの方は、ぜひ行政、もしくはイロドリに直接ご相談ください。

加配保育士は自治体や園によって対応が異なる!困ったらまずは行政に相談を

加配保育士には、明確な法律上の決まりはありません。自治体や園によって対応が異なります。

中には加配保育士1人につき園児が4人まで、という園や、2人まで……という園もあり、保育士のスキルや経験によっても異なります。

加配保育士のことが期になる方は、まずは行政に相談してみてくださいね。対応している園や制度を教えてもらえることでしょう。

もし、加配保育士が望めずに園に通うのが難しい……という場合は「療育」という選択肢もあります。

お子さんにとって何がベストなのか、迷ったらぜひ一緒に考えましょう。江南市やその近辺で療育を受けたい、という方は、ぜひイロドリまでご相談くださいね。

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