こんにちは!愛知県江南市で放課後等デイサービス・児童発達支援を運営する「イロドリ 江南」です。
放課後等デイサービスに行きたがらない子というのは意外といるものです。
単純に放課後等デイサービスの雰囲気があわないというのであれば親御さんもわかりやすいものですが、行くと楽しそうにしているのに、直前になると行きたがらない……という場合はどうしたらよいか困ってしまいますよね。
そこで、今回は放課後等デイサービスに子供が行きたがらない時にはどう対処すれば良いか? というアイデアをまとめてみました。ぜひご活用ください。
Contents
放課後等デイサービスに突然行きたがらなくなる子は意外と多い
放課後等デイサービスに行きたくない! と突然言い出す子供は意外と多いもの。理由としては、
・苦手な先生・友達がいる
・まだルーティンに組み込めていない
・ほかにやりたいことがある
・気分が乗らない
・疲れている
・活動を行うのがおっくう
など、子によってさまざまです。行くと楽しめるけれど、行くまでがめんどう……というタイプのお子さんも少なくありません。
では、そんな時にはどうしたら良いのでしょうか? スタッフで考えてみたアイデアをご紹介します。
放課後等デイサービスに行きたがらない時の対策
イロドリに通っているお子さんたちはあまり「行きたくない!」という声は聞かないのですが、それでも気分がのらないとき、お家にいたい時……などがあると思います。
そんなときは、こんな対処法をためしてみましょう。
- 放課後デイに行けた日のことをほめる
- 放課後デイに行ったら○○ができるよ、と見通しをたてる
- タイムスケジュールで次にやること(放課後等デイサービスにいくこと)を絵で説明する
- 大好きな遊びを放課後等デイサービスの遊びにとりいれてもらう
- 行けた日にはビー玉を瓶にいれて貯めていくといった「ごほうび」を用意する
- どうしても気分が乗らない日はおもいきって休んでみる
- どうして行きたくないのかをじっくり話してみる
- とにかくまずは事業所に来てみる!
1.放課後デイに行けた日のことをほめる
放課後等デイサービスに行った日のことを挙げ、「あの日は○○ができてえらかったね」「放デイにしっかり行けているから偉いね。続けるのが大切だよ」など、放課後等デイサービスに行くことをほめるような声かけをするのがおすすめです。
ちょっと行きたくないな……というときでも、気持ちの切り替えがしやすくなるかもしれません。
2.放課後デイに行ったら○○ができるよ、と見通しをたてる
放課後等デイサービスではこんなことができるよ! と前向きになれるように見通しがたつ声かけをすることも効果的です。
ただ単に「行きなさい」というよりも、「ここにいくとこんな楽しいことがあるよ」という方が子どもにも具体的でわかりやすく、やる気が出るでしょう。
3.タイムスケジュールで次にやること(放課後等デイサービスにいくこと)を絵で説明する
次の行動をどうすれば良いのか、見通しが立たずになかなか行動にうつせないというお子さんもいます。
そんな時には、例えば1日のタイムスケジュールを絵で表現して、次は放課後等デイサービスだよ、と目で見てわかるようにしてあげるのが効果的。気持ちの整理がしやすく、受け入れやすくなるお子さんもいます。
4.大好きな遊びを放課後等デイサービスの遊びにとりいれてもらう
放課後等デイサービスに行けば絶対に楽しいことがある! とお子さんが知っていれば「いきたくなーい」は減るはずです。
例えば、あやとりが好きなお子さんであれば、放課後デイのスタッフに話して遊びを取り入れてもらいましょう。もちろん、カリキュラムを重視してあまりそういった遊びの導入に積極的ではないところもあるかもしれませんが、イロドリのスタッフなら喜んで取り入れてくれるはずです。
取り入れるのにハードルが高い遊びですとご相談になるかもしれませんが、お子さまの「楽しみ」を増やすにはこの方法は効果的です。
5.行けた日にはビー玉を瓶にいれて貯めていくといった「ごほうび」を用意する
行けたら何かしらの「ごほうび」があれば、お子さんもやる気を出しやすいですよね。
例えば、一回いけたらビンにビー玉を1つずつ入れようね、など決めておくと、見た目にも「がんばった証拠」がたまっていきます。
ビンをビー玉でいっぱいにする!という目標を立てるのも良いでしょう。毎回、ごほうびを目標にして張り切っていきやすくなります。
6.どうしても気分が乗らない日はおもいきって休んでみる
どうしても気分が乗らない……行きたくない……大人でもそんな日はありますよね。いつもは喜んでいくのに、今日はなんだか嫌がって様子がおかしい……そんな日は、思い切って休んでしまうのもひとつの手です。
しっかり休んで元気チャージをして、前向きな言葉(次に放デイに行ったらこんなことがあるよ、楽しいことがあるよ、等)をかけたり、お子さんを目一杯褒めたりしながら次に繋げましょう。
毎回休んでしまうのは子どもにとってもあまりよくないかもしれませんが、たまのことであれば全くかまいません。お子さんのペースを大切にしながら、じっくり療育に取り組んでいきましょう。
7.どうして行きたくないのかをじっくり話してみる
前日に行きたくない……となった場合は、お風呂などのリラックスタイムに「どうしていきたくないのか」「何が嫌なのか」をしっかりお話してみましょう。
嫌な音がする、お友達が苦手……といった理由が出てくることもありますが、意外と「疲れているから」といった単純な理由が出てくることも考えられます。
お話をしっかりすることで、スッキリとした気持ちで放課後等デイサービスにいけるかもしれません。ぜひ、試してみてください。
そこで具体的な問題点が出た場合は、放デイスタッフにそのことを伝え、相談してみてください。きっと一緒に解決策を考え、力になってくれるはずです。
8.とにかくまずは事業所に来てみる!
行きたくない……気が乗らない……そこまでいつもと様子が違わないのになんとなく行きたがらない時は、思い切って事業所まで「いってしまう」のも気持ちの切り替えができて良いケースもあります。
あんなに嫌がっていたのに、行ってみたらとっても楽しんでいる! といったことも日常茶飯事です。お子さんは気分が変わりやすいものですので、拒否感がそこまで大きくない場合は思い切ってまずは「行ってみる」というのも実践してみてくださいね。
放課後等デイサービスに行きたがらない・嫌がる時は様々な対策を実践してみよう!
放課後等デイサービスに行きたがらないお子さんは意外といるもの。放デイ自体は嫌いではなくても、気分によって行きたがらないこともあります。
イロドリスタッフの中では、そんな時の対策として以下のことを実践してみては? というアイデアが出ました。
・放課後デイに行けた日のことをほめる
・放課後デイに行ったら○○ができるよ、と見通しをたてる
・タイムスケジュールで次にやること(放課後等デイサービスにいくこと)を絵で説明する
・大好きな遊びを放課後等デイサービスの遊びにとりいれてもらう
・行けた日にはビー玉を瓶にいれて貯めていくといった「ごほうび」を用意する
・どうしても気分が乗らない日はおもいきって休んでみる
・どうして行きたくないのかをじっくり話してみる
・とにかくまずは事業所に来てみる!
お子さんの特性・性格によって効果的な対処法は様々ですので、まずは保護者の方が「これはこの子に合いそう」というものがあればぜひお試しください!
そして、その効果が出た時にはこっそりイロドリスタッフに教えてくださいね。保護者の方も、悩まれた時はぜひ一人でかかえこまずに、放課後等デイサービススタッフにも相談してみてください。