自閉症ってどんなもの?特徴や対応など | 児童発達支援・放課後等デイサービス【イロドリ 江南・飛高】

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自閉症ってどんなもの?特徴や対応など


こんにちは。児童発達支援・放課後等デイサービスを運営する「イロドリ 江南」です。

うちの子、自閉症かも? そうは思っても、どんな特徴から自閉症かを判断するかがわからない…難しい…ということもありますよね。

今回は、自閉症について、概要や一般的な対応について簡単にまとめました。詳しくは専門サイト等をチェックしていただくのが一番ですが、自閉症ってなに?ということをまずは概要的に知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。

自閉症とは?

自閉症とは、症状が軽い人たちまで含めて「自閉症スペクトラム障がい」と呼ばれる、生まれつきの脳機能障がいのことです。症状がごく軽い人たちまで含めると、100人に1人の頻度でいるといわれています。

多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起きると考えられており、症状は人により様々です。

自閉症児によくみられる特徴

自閉症児によくみられる特徴は、大きく分けて次の3つです。

・対人関係の障がい
・コミュニケーションの障がい
・パターン化した興味や活動

自閉症児の症状は、非常に多様ですが、幼児期では次のような行動で気が付かれることが多くあります。

・目が合わない
・他人に関心がない
・言葉が遅い
・一人遊びが多い
・指差しをしない
・人のまねをしない
・名前を呼んでも振り向かない
・表情が乏しい
・落ち着きがない
・かんしゃくが強い
・感覚が過敏(散髪、シャンプーが嫌い、掃除機・ドライヤーなどの騒音が苦手など)
・食べ物の好き嫌いが強い

こうした様子が見られる中、視覚的な記憶力に優れていたり、一度行ったことのある場所を覚えていたり、物の定位置を正確に覚えていたり……といった記憶力に優れているケースも。

また、対人関係を調整することが難しい子供が多く、あいまいなことを理解するのが苦手で、表情や話し方、視線などから相手の気持ちを汲み取ることができない、普通に話しているつもりなのに相手を不愉快にさせたり、怒らせてしまったりする……といった困難を抱えていることもあります。

信頼できる専門家や医師のアドバイスをもとに正しくお子さんの状態を理解し、その子その子にあった形の「療育・教育的支援」を受けることが大切です。

自閉症の治療方法、対応はどうするべき?

現代の医学では、自閉症の根本的な原因治療は難しく、スキルを身に着けつつお薬などで症状を抑えながら「個性」として付き合っていくのが通常の流れです。

自閉症のお子さん本人が少しでも生きやすくするためには、コミュニケーションや社会性を学んでいくために、個々の発達段階に沿った療育・教育的支援が不可欠です。

早期にお子さんの自閉症スペクトラム障がいに気が付き、生きやすい(ストレスを感じにくい)生活習慣や環境を整え、二次的な問題(身体症状・精神症状・暴力や暴言・ひきこもり等)を最小限にとどめるため、できるだけ早期の治療や療育をすすめていきましょう。

2つのスキルを身につけ、自立を促す

自閉症児がより生きやすくするためには、次の2つのスキルが必要です。

・自律スキル……自分の得意なこと・苦手なことを理解し、できることをしっかりこなしていくスキル
・ソーシャルスキル……人に相談して協力してもらったり、社会のルールを守ったりするスキル

これらを視覚的な情報をあわせて伝えながら、療育とあわせて根気よく養っていくことが、自立への道となります。詳しい具体的な対応については、参考になる専門サイトをご紹介しておきます。ぜひ、参考にしてください。

すまいるナビゲーター:自閉スペクトラム症への対応の基本

自閉症は早期発見・早期療育・治療が大切。上手に個性と付き合って生きる力を養おう

自閉症は多くの遺伝的な要因が引き起こす脳機能障がいのひとつと考えられており、人によってその症状や状態は大きく異なります。

特徴的なのは、以下の3つの障がいが表れることです。

・対人関係の障がい
・コミュニケーションの障がい
・パターン化した興味や活動

一方で、具体的に理解でき・納得できたルールなどを守ることや、得意なことをつきつめること、記憶することなどに優れていることもあり、得意分野を生かした仕事に就けば、非常に優れたパフォーマンスを発揮することもあります。

自閉症児への対応としては、早期発見・早期治療、療育の開始が非常に重要です。二次障がいを防ぐためにも、生きる力をしっかり身に着けられるように環境を整えていきましょう。

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